［活動報告・南越谷阿波踊り］

2018年8月26日

第34回南越谷阿波踊り / 流し踊り（2018年8月25日撮影）台風一過となった８月25日、「第34回南越谷阿波踊り」が始まりました。この日から２日間、南越谷の街が熱気に包まれます。

前日の台風の空模様から一変、35度を超す猛暑が再びやってきました。昼過ぎから準備を始めると、あっという間に汗だくとなりTシャツは汗でびっしょり。買ってきたばかりの氷はあっという間に溶けてしまうほどです。

夕方になると着替えを済ませた連員たちが次々に集まってきます。今年、創立30周年を迎えた当連。その記念として、女踊りの衣装を新調し、この日が初のお披露目となりました。手前味噌ですが、新品の衣装が生えてどの連よりも目立っているように感じます。

実は衣装新調の構想は平成22年（2010年）頃から始まりました。衣装のデザインを連員から募集し、そこから基盤となるデザインを作り、平成24年（2012年）、創立25周年の記念として、男踊り・鳴り物の衣装を新調しました。予算の関係とデザインがまとまらなかった女踊りは翌年以降に持ち越しとなっていましたが、それから約５年、ようやく完成したのが今回の衣装です。これまでのオレンジ色を生かしながらも、連のカラーである赤も織り交ぜ、華やかな出来栄えです。

そんなせっかくの衣装も昨年のような雨の中でのお披露目では台無しです。雨が降らないよう祈りながら、出番を待ちます。しかし、そんな心配は必要なく天気は良すぎるくらいの快晴です。
１本目は越谷コミュニティセンター前ショッピング広場での組踊りからです。会場は360度大勢の観客で埋め尽くされ、子どもをはじめ、大人たちも緊張した面持ち。実は今年の組踊りは内容を一新したため、本番ギリギリまで踊りの練習、動きの確認に追われ、十分な通し練習ができないまま本番を迎えていたのです。そのため、直前まで動きの確認、鳴り物の確認を行っていました。そして、いざ本番です。多少の固さはあったものの、練習不足を感じさせないくらい堂々とした演舞を披露。観客のみなさんからも大きな拍手をいただくことができました。

組踊りも無事に終えて、テント村に急いで戻り、わずかな休息を済ませ、次は流し踊りです。緊張から解き放たれ、笑顔で伸び伸びとした踊りを披露し、観客のみなさんを楽しませていました。
しかし、今年は例年にない猛暑で、水分を補給してもすぐに喉が渇いてしまいます。連員のみなさんの体調面も心配なところです。お祭り中盤のテント村ではみなさん口数も少なくなり、暑さと疲れで疲労困憊といった状況です。それでも、鳴り物が鳴ると笑顔で元気に踊ってしまうのが阿波踊りの魅力です。疲れを感じさせないくらいの踊りで、観客のみなさんと一緒に楽しみました。
第34回南越谷阿波踊り /テント村にて（2018年8月25日撮影）２日目の26日も前日同様、35度を超す猛暑です。前日の疲れも残ったまま、この日も元気に組踊り・流し踊りを披露します。子どもたちも笑顔で頑張って踊りました。
そして、２日間の最後は東口南通り演舞場でのフィナーレ（総踊り）に参加しました。踊り修めになる最後の演舞とあって、他の連のみなさんたちと一緒に楽しみました。会場では観客のみなさんも盛りあがり、次々に流し踊りの列に加わります。会場の熱気は最高潮に達しました。
こうして、南越谷の熱い夏は終演を迎えました。毎年、始まるとあっという間に終わってしまう２日間。今年は例年にないくらいの猛暑で、終わった途端に一気に疲れと脱力感が押し寄せてきました。そして、祭りの後の寂しさも同時にやってきます。この疲れと筋肉痛が一層充実感や達成感を実感させます。

南越谷阿波踊りは終わってしまいましたが、朝日さわやか連の活動はまだ終わりません。年間を通して活動している当連は、早速、来年に向けて始動しました。新年度の練習から新しい仲間も数名加わり、活気のある練習になりました。９月・10月には遠征も控えているため、南越谷阿波踊りのモチベーションを保ったまま練習に励んでいます。

今後もさらなる向上を目指し、日々の練習に取り組んでいきたいと思っております。来年も応援よろしくお願いいたします。

朝日さわやか連は、今年も４歳のこどもたちから、70歳代のご年配の方まで、幅広い年齢層のみなさんが南越谷阿波踊りを楽しみました。「阿波よしこの」という阿波踊りで唄われる民謡に「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃソンソン～♪」という歌詞があるように、この楽しさは参加してみないと味わえません！　来年は朝日さわやか連で一緒に南越谷阿波踊りに参加しませんか？

現在、踊り（男踊り・女踊り・子ども踊り）、鳴り物ともに連員募集中です。もちろん、経験・年齢は問いません。練習日には「体験・見学」もできますので、お気軽にご参加ください。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

朝日さわやか連　連長

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